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ボールを持った俺の足蹴るのだ、ワザと、執拗に、何度も、そして終いにはユニホームを引っ張りバランスを崩してくる

2019.01.05.Sat.20:45
高校2年の時、3年が居なくなってレギュラー争いが激しくなった、
その時俺は安定してポジションをもらっていたが、同じポジションを争うS君が悩んでいた。

曰く、最近試合に出れてないのだとか
勿論チームの一員として悩みは聞きたくもなかったが聞いて上げていた。

チーム全体の強さの底上げになるならそれで構わないし、
その結果自分がポジションを外れるなら仕方のないことだった。

まあ俺はキーパー以外のポジション全てをこなせるのでそういう意味でも
監督に重宝されていたからスタメンを落ちることは無かったが。
S君は悩み抜いた結果、彼はある行動に出た、俺を蹴落とすことだった。
勿論前述したとおり、実力で叩き落とされる分には文句は無かった、
だがS君はチーム内で試合をする時、決まって俺とは違うチームに行く、
そして俺と試合すると執拗にマークするのだ、たとえ俺がディフェンスでも、
フリーキックでも、ここまでなら、まあウザいなで済んだものだったが

そして彼は俺にとって禁忌の行動に出た、

ボールを持った俺の足蹴るのだ、ワザと、執拗に、何度も、
そして終いにはユニホームを引っ張りバランスを崩してくる。

当時は監督が忙しく練習を見てくれなかったので、
仲間内でそんなあからさまな反則行為をする奴はいない上、
審判は無しでやっていた。

審判がいないのでS君はユニホームを引っ張りバランスを崩して足を蹴り、
俺が怯んだ隙にボールを奪って行った。

俺はこれがどうしても許せなかった。
俺は中学の時、敵の故意による肘鉄を試合中に受け、肋骨をへし折られて最後の大会に出れなかった、
それ以来故意の反則に対して強い怒りと軽蔑を持つようになった。

ユニホームを引っ張るでも、一つ間違えれば大怪我につながる、S君はこれに対して浅慮であった。
俺はS君に対して怒ることもあったが無意味であった、第一彼は俺には反則をしてくるが、
他のチームメイトにはしない、はっきり言ってチキンだった。

なので私は別の方法で仕返しをした。

私は地方大会の前、S君の反則をワザとくらい、大袈裟に痛がった、チームは心配し、
次第にS君の“私にしか反則行為をしない”ことが明るみに出てきた。

そして地方大会前日練習、S君のローキックを食らった時、私は声も上げず、地面に崩れ落ちた、
そのまま監督の車に乗せられ家に帰宅し、次の日、S君のラフプレーで試合に出れないことを伝え、
観戦にだけ行く旨を話した。

試合ではS君がスタメンで試合に出ていた、しかし、私に怪我をさせて試合に出たこともあってか、表情優れなかった。
試合中、何度も彼は敵に抜かれ、弾かれ、ボールを奪われ、完全にチームのウィークポイントとなっていた、
チームメイトは余りの下手くそさに、S君に罵声を浴びせた、S君は半泣きになりながらプレイしていた。

結果、試合はボロ負け、S君は申し訳なさそうに独りで着替え、
方や試合に出てたメンバーは口々に名前こそ出さないものの、舌打ちやため息が漏れていた。

俺はなんとなしに、S君が俺の代わりに試合に出るとこうなることは予測がついていた。
とにかくそれから数週間は惨めだったS君を見て内心嘲笑しながら俺はS君を励ましていた

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