「ほら、みんなも気がすむまでやればいいよ」

2016.09.11.Sun.12:27
俺が子供の頃近所にものすごく嫌なやつがいた。
こっちが小学校低学年ぐらいでそいつは20代前半ぐらいの大人。
Aとする。

特別元気が良くてガキ大将的な存在だった俺はよく近所の子供みんなで遊んでいた。
ある日公園でそいつにイチャモンつけられた。
いい大人が子供相手に本気とは思わずに余裕で笑っていたら全力でアイアンクローをされた。

あまりの痛さに「離せコラ!」と言ってAの脚を蹴り上げると
「何するんじゃクソガキがあ!!」
と狂ったように殴りかかられボコボコにされた。
一緒にいた2人とともに正座させられて
「今日のこと親とかに言うたらお前らマジ殺すからな。」
と言ってみんなほっぺたを全力でツネられ泣かされた。

それからそいつが視界に入ると身体がすくんで逃げていたが、小学校6年の時に近所のスーパーでつかまった。
「おう、久しぶりやんけ。ちょっとこっち来い」
と路地に連れていかれカツアゲされた。
それからは顔を合わせるたびにお金を巻き上げられた。
近所をビクビクしながら歩く日々も3年ほどすぎて高校生になった。
ある日、あの時公園で一緒に泣かされた1個下の子Bが俺に声をかけてきた。
Bは中学でも有名な不良になってたので近所だけど疎遠になってた。
「○○くん(俺の名前)、Aに復讐しようと思うんやけど見にくる?」
と。
あの時一緒にいたもう一人Cも後ろにいた。
久しぶりに話をするとみんなカツアゲされまくってたみたいで、特にCは金持ちだったので相当やられていたようだった。
Aは身体も大きくなり見るからに不良になってたので手は出されなくなってたようだが Cがずっとカツアゲされてるのを聞いてあの日のことも思い出しブチ切れたらしい。
で、俺も誘いにきてくれた。
AはBのことをあきらかに避けているので直接いっても逃げられるだけなので作戦をたてた。

Aがよくいくレンタルパチンコ屋でCがオトリになって声かけてきたら3人で囲む作戦。
1日目であっさりひっかかりパチ屋の入り口でCを見つけ肩を組んでくるA。
陰で見ていた俺とBがすぐに助けに行く。

そこからはBの独壇場。
「オイゴルァ!おっさん、ええ大人が何しとんじゃい!!オオゥ!?」
「お前小さい頃俺らにしたこと覚えとんのやろなあ?いまだにカツアゲなんぞしくさってコラ。ちょっと来い!」
と言って人気のない駐車場に連れて行く。
ドキドキしてついていくとAが
「ガキがコラ。こんなところで何する気じゃこら!
俺を本気で怒らせてしもたようやのう」
とすごんでくる。
小さい頃の記憶が蘇ってきて一気に恐怖に身体がすくむ。
Cは震えて「オェエエエ!」とえずきだす始末。
すると無言でいきなりBがズボンから警棒を取り出しAの頭にフルスイング。
ガチィーーーーン!
という音がなり響き「があああ!」と頭をおさえうずくまるAにBが蹴るわ殴るわやりたい放題。
「誰が怒ったら怖いってえ!?ああああ!?俺より怖いんか!
お前は俺より怖いんか!?強いんか!?コラ!!オラ!!オラ!!」
と一方的にボコりまくる。
意識が朦朧としてるAをBがおさえて
「ほら、みんなも気がすむまでやればいいよ」
と言ったので思い切り殴ったら手が痛かったので1発だけにした。
Cは何か泣きわめきながら顔面を思い切り蹴っていた。しつこく何回も蹴っていた。
最後にBが警棒の柄のほうでAの下腕を思い切り叩き折った。
「ぅぅぅ・・・・ぅうう・・・・・ぅぅぅ・・・」とうめくだけのAの髪をひっつかんで
「お前これから顔見るたびにリンチやからな。俺ら見たら逃げろよ?ほんまにやるからな。
あと俺の後輩にもお前の写真バラまいてるから。○中の制服見たら逃げろ。殺されるぞ?な?」
そう言って顔にツバを吐いてズボンとパンツを脱がせて帰った。

それからしばらくはAを見ることもなく、2ヶ月後ぐらいにまた3人で話す機会があって、誰もAに会ってないとのこと。
そのさらに半年後ぐらいにAの家が取り壊されていたのであれからどうなったのかは誰もわからなくなった。
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