「だって、冗談なんでしょー? なに怒ってんのー?」

2016.08.12.Fri.18:43
小学生の頃、家の母は、知り合いの前で私を扱き下ろす癖があった。
その内容が、全て嘘。

さっき、テストで満点を取った事を母が褒めてくれたばかりなのに、外で知り合いに話しかけられると
母「家の子は全然勉強しないの!テストの点数が悪くたって構わないんだ!自分の責任だから!」
と大声を張り上げる。

お使いに行って買い物をして、洗濯物を干して、畳んで、クローゼットに仕舞って食器を洗って、お風呂を掃除して褒めてくれたばかりでも、知り合いが来ると母は
「家の子は全然親の言う事を聞かないの!家の事だって全然手伝わないのよ!」
と大興奮で捲くし立てる。
相手がクラスメートのお母さんだったりすると、即、子供→クラス中→先生にまで広まって友達にハブられたり、帰りの会の時に皆の前で先生に説教される。
悲しくて、家に帰って
「人前で私を悪く言うのを止めてくれ」
と泣いて頼んでも母は
「あんなの冗談に決まってるでしょ!?何言ってるの!!」
と逆に怒鳴られて、止めてくれない。
そこで、近所のスピーカーさんと話している時を狙った。
このスピーカーさん、とても優しくて気遣いのある人だけど、目的が情報集め。
声が大きくて、口癖が「子供は正直なのよぉ!」だったから、真っ先にスピーカーさんを思いついた。

母がスピーカーさんと、子供の教育論について話している真っ最中に私は母の横に行って、スピーカーさんに
「家のお母さんはこんな偉そうな事を言ってるけど、家の中ではいっつも怒鳴り散らしてて嘘ばっかりつくんだよ!
家族みんながお母さんの顔色を伺ってるの!
家ではいつも色んな人の悪口言ってるんだよ!」
と大声で言った。

母は私を、エイリアンでも見るような驚いた顔で見つめ、スピーカーさんは「えっ!」と言いながら私と母の顔を交互に見つめた。
なおも
「お母さんは掃除と洗濯を全部私にやらせてるの!」
と続けると、母はたどたどしく言い訳を繰り返す。
スピーカーさんは
「でも、子供は正直だからぁ、、、」
と搾り出すような声を出した。
すぐに解散して、家に帰るなり母に怒鳴られたけど私は
「だって、冗談なんでしょー?
なに怒ってんのー?お母さん、いつも私にああやるじゃん!」
とニヤニヤして乗り切った。

その後も母はブツブツ文句を言ってたけど、おかげで、人前で扱き下ろされる事がなくなった。
と言うか、スピーカーさんのお陰もあって、母に話しかける人が劇的に減り、学校では友達が優しくなった。
月日が流れ、大学生になって、母と2人で歩いてたとき知り合いに会った。
心理学を専攻していた私を、母が
「家の子は全然勉強しないで、人の分析ばっかりやってるのよ!」
と始まったので私が母を睨みながら盛大にため息を付いたら、察した相手の人が話題を変えてくれた。

何で母がこんな事をするのか、まだわからないけど
母に扱き下ろす癖がある事を周囲の人が知ってくれて助かった。

スレチになってしまいますが心理学を学んだ時、一番最初に教わった事は
「臨床経験もなく診察もしていないのに、生半可な知識で他人を分析してはならない」
だったので、心理学を専攻した者としての意見は、控えさせてください。

ですが、それだけではつまらないので、今、お昼ご飯を食べながら母になぜ私を扱き下ろしたのか、直接聞いてみました!
当時、父の暴力と兄の障害と宗教活動で、母はてんてこ舞いでした。
そして母は今も、この3つが激しい時期の記憶がスッポリ抜けています。

母が言うには
・私を扱き下ろした事は、やはり覚えていない(私の仕返しも覚えていない)
・当時は子供の気持ちを考える余裕がなかった
・自分の言葉が他人にどう影響するかも考えていなかったが、最近、人に酷い事を言われて自分もこうやって子供を傷つけてきたんだと実感している
・覚えてないからと言って傷つけた事までなくなるとは思っていない
私が言うんだから、確かにそう言ったんだろう。
・悪かったと思っている。
覚えていないのをわかっていて責めるのは、言いがかりになってしまうので、事実確認に留めました。
私自身、涙声でやっと聞いたので、まだ心臓がドラムロールのように鳴っていますが ずっと引っかかっていた事を話せたので、書き込んで良かったです。
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